お盆のできごと

新宿占い|サロン・ド・ミネ 峰彩花

旧盆の数日前、はっきりした夢を見ました。昨年亡くなった友人と一緒に寝起きして、楽しく会話している夢です。
その1日か2日後にベランダの網戸に蝶でも蛾でもない大きな羽の虫が止まっているのを見ました。網戸をトントンとたたいても動きません。

もしや、亡くなって夢に出て来た友人Tちゃんか?と思い、ティッシュに水を含ませて、網戸の内側で虫の口元に持って行き吸わせました。
数時間後、2階に上がって網戸を見たらもういなくなっていました。
「生きていたんだなァ~、飛んでいってよかった」
と、思いました。

次の日、また止まっていたのです。
ちょっと待ってて、スイカ持って来るから。

Tちゃんはスイカが好きでした。下からスイカの皮を持って来て虫の口元に当ててあげました。
「ほら、帰りなさい!」
スイカの皮ごと飛ばしたらヒラヒラといなくなりました。

夜、Tちゃんのダンナにこの話をしたら、
「7月お盆に提灯買って、お坊さんに供養してもらったきり、今月の命日には仕事が忙しくてお墓に行ってないんだよね~。15日まで行けないからかわいそうだと思っていた」
とのことでした。

「喉が渇いていると思うから、水や水菓子をたっぷりお供えしてよね」
私が言うと、ダンナが答えました。

「朝5時から夜9時まで留守にしていて昼間は家を閉めっぱなしだから、喉渇いているかも。しかしなんで俺のところに来ないのだ?」

「わたしのほうが気がつくし、頼みやすいからでしょう!」
「そうか~。これからは気をつけて水をたっぷり上げて出かけるよ」

Tちゃんはなくなる前に、水、水と、言っていたといいます。喉が渇いて亡くなったのだなァ。
「Tちゃんの仏壇に、私は忘れないし感謝しているから、心配しないで成仏してよと、ちゃんと言っておいてね」
ダンナに頼みました。