自然のリズムが季節の名前に

サロン・ド・ミネ 新宿 占い 易 暦 南田緑香

 2月4日は立春です。春の気が立ち始めることから名前がついた立春は二十四節気の一つです。

 「二十四節気」は、日本人が親しんで使ってきた季節の目じるしです。
 太陽の影が一番長くなる日を起点にして、1年間を24に割った区切りの日それぞれに、季節にちなんだ呼び名がついています。

 日本で使われていた暦は別にあります。明治5年(1872年)まで、日本では「太陰太陽暦」という暦を使っていました。
 太陰太陽暦というのは太陰暦と太陽暦を組み合わせた暦です。

 月が全く見えない夜である新月の日を毎月1日とすると、15日後が満月です。月日を月の満ち欠けで数える暦を「太陰暦」といいます。(中国のお正月の「春節」が毎年毎年決まった日でないわけは、今も中国では昔の暦が生きているからなんですね。)
 月の満ち欠けの周期は29.5日です。1ヶ月が29日と30日の月を作り、調整していました。地球が太陽の周りを一周する周期は365.25日なので、大の月(30日の月)と小の月(29日の月)を順に繰り返すだけでは次第にズレが生じます。それで、32〜33ヶ月に一度のうるう月を加えて13ヶ月の年がたまにやってくる、というのが太陰太陽暦です。

 太陰太陽暦は季節が1月ずれてしまうことが年によって起こりますが、二十四節気は毎年同じ太陽の高さの時に同じ季節がやってきます。農作業の目安に役立ち、太陰太陽暦とともに使われてきました。

 二十四節気は太陽の高さを基準にして季節を測ったと、多くの百科事典には載っています。しかしそのはるかもともとは、北斗七星の柄の向きの角度をもとに季節を測ったそうです。つまりもとは占いのための暦であったとか。
 占いの暦法が長い時をかけて改良されて、わたしたちの暮らしにリズムをもたらし、文化や風習とともに今日まで伝わってきたのだと思うと、「占いって深い〜」と、感動を覚えます。

 わたしが断易や運気学で月や日を測るのに使っている暦の、新しい月の初めである「節がわり」を簡単に知る方法を書いておきますね。
 節がわりは毎月、現代のカレンダーの1日より数日遅れてやってきます。カレンダーや手帳に小さく書いてある(こともある)、二十四節気と重なっているんですよ。
 「立春(りっしゅん)」「啓蟄(けいちつ)」「清明(せいめい)」「立夏(りっか)」「芒種(ぼうしゅ)」「小暑(しょうしょ)」「立秋(りっしゅう)」「白露(はくろ)」「寒露(かんろ)」「立冬(りっとう)」「大雪(たいせつ)」「小寒(しょうかん)」。これらが、新しい月の始まりです。

 そして、立春は新しい年の始まりでもあります。

 長い長い解説のをお読みくださりありがとうございました。最後に一言。
 「新しい年のはじまりです。一年の運気を占いませんか? サロン・ド・ミネへどうぞお越しください〜」(笑!)

南田