世界はひとつ

南田緑香

 世界中にウィルスが拡がって、いろんな国で外出禁止となっています。
 イタリアとオランダに友人が住んでいるのですが、facebookのメッセンジャーやスカイプで話し合えるのは心強いです。お互いに励ましあっています。
 友人から教わる情報も多いです。

 ドイツでは文化相から、
「音楽や文化の将来を担う若手と中堅のアーティストが廃業してしまい、芸術の歴史の可能性や経済効果が失われないように、支援をします」
という内容のプレスレリースが出されたそうです。
 さすが、芸術の国!日本のはるか先をいってます。
 
 オランダは「若い人ならむしろ積極的に感染して、1日も早く自然に抗体を獲得して、年寄りや体の弱い人を守ろう」という作戦を選んだようです。
 日本のように、お年寄りと若い家族が狭い家で身を寄せ合って同居するという生活のスタイルじゃないし、高齢者福祉も進んでいるから取れる選択なのかなと思いました。
 ダイナミックな発想に驚きます。

 また深刻な医療の混乱に苦しむイタリアからは、外に出かけられない人々がベランダに出て、鍋を打ち鳴らしたり、合唱して励まし合う「モブ」の模様が動画で流れてきます。
 日本だったら「騒音」だとすぐに訴えられるでしょう。
 さすがイタリア!

 友人は、ふだんだったら有料のコンサート動画が30日間無料で開放されているので、毎日無料で上質な音楽をたくさん聞いて癒されているそうです。
 (もちろん日本からも無料で視聴できます!無料は3月31日までの登録で一ヶ月限定です
 
 コロナで閉じこもりの生活は厳しいですが、世界じゅうの良い情報やサービスを世界中で共有できることを実感できたのは、すばらしいことだなあと思いました。

南田