もったいないの気持ちで

新宿 占い サロン・ド・ミネ 鴨下靖令

毎年この季節に「水ナスの糠漬け」を届けてくださる方がいます。
サクッとした歯触りのあとにふんわりの水々しい甘さ、少しの塩味。果実のような感覚で大好きです。
ところが消費期限が短く、味や色がすぐに変わってしまうので、この時ばかりは贅沢に大皿に盛りご馳走になります。
糠床に包まれた水ナスは個別に袋に入っているのですが、おいしくいただいた後に残る糠床がもったいなくて、容器に移して「我が家の味」のぬか漬けを毎年作ります。
糠、昆布、唐辛子、干し椎茸の軸を足して、冷蔵庫の中で休ませています。毎日一回はお手入れのためにかき混ぜて、次の日用のキュウリ、人参、大根などを浅漬けにしてサラダ感覚で食べるのが我が家流。
なのに毎日続くと家族は誰も食べてくれない。特に夏は早く漬かるので、冷蔵庫の野菜ボックスにはぬか漬けが溜まってしまうのです。

糠床の手入れが疎かになる冬には処分を繰り返してきたのですが、外出も少ないこの夏は、浅漬けは健康のためにも嬉しい発酵食品だと、近所の方も喜んで食べてくださるので気合を入れて糠床を育てております。
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鴨下