後藤こうれい

後藤こうれい

朝ドラの歌声

NHKの朝の連続ドラマ「エール」に毎日毎日元気をもらっていました。 ドラマは作曲家古山裕一(モデルは実在の作曲家、古関裕而)の人生を描いたものでした。 物語の面白さもありましたが、事実と脚色を織り交ぜた工夫が楽しかった。名曲がたくさん流れたも良かったのです。 主人公の周りの人物は、実在した人物が名を少し変えて登場してきます。志村けんさんが演ずる小山田耕三は山田耕筰かな?とか、野田洋次郎さんが演ずる木枯正人は古賀政男かな?と、想像しながら見ました。 歌手双浦環を演じた紫咲コウさんはもともとファンだった女優さんです。10年以上も前に、紫咲さんのライブに行ったことがあるのを思い出しました。紫咲さんは姿だけでなく、歌声も美しいです。ドラマ中の歌も素敵でした。 主人公の妻古山音を演じる二階堂ふみさんの歌声にも驚きましたし、やはりわたしの好きな歌手、森山直太朗さんの歌が聞けたのも最高でした。 ドラマに挿入される歌の時間はとても大切に扱われていて、音楽好きにはこたえられない演出がされています。とくに、甲子園球場の場面で「栄冠は君に輝く」を山崎育三郎さんが演じる佐藤久志が歌ったと...
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シラガとハクハツ

先日電車の中で、ご年配の女性の白髪がとても美しく上品に見えました。 白髪というより銀髪という感じでした。 テレビのコメンテーターやゲストにも白髪の女性がいらっしゃいます。 私の周りでも、コロナ自粛のとき、白髪染めをやめたという人が2人いました。 久々に会ったら別人のようで一瞬驚きましたが、時間が経つにつれて見慣れてきます。 もともと面倒だったとか、具合が悪くなったとか、白髪染めをやめた理由はそれぞれです。 染めるのをやめた人たちの共通点は、黒髪と白髪が混ざったときに染めたくなるが、我慢してそれを超えたら髪にも良いし、お金もかからず良いことだらけ、とのこと。 今までは定期的に染めるものだと思っていたけれど、染めないという選択もあるのですね。 いつまで染めるか?という話になり、グループの年長でおしゃれにはいちばん気を配っている人が「死ぬまで染める」と言いました。 みんなで納得しました。 白髪は「シラガ」と読みますが「ハクハツ」とも読めます。 シラガは増えて困るイメージがありますが、ハクハツだと綺麗でポジティブに思えます。 言い方によっても差がありますよね...
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赤ちゃんうぐいすの声

近くの小さな森や竹やぶのかたわらを散歩すると、うぐいすの鳴き声がします。 すぐそばで「ホーホケキョ」。 立ち止まっても探しても、どこだかわかりません。良い響きです。 「エ~、ケキョケキョ」という鳴き方もあります。 ずいぶん前に、知り合いのおばあさんが、「ケキョケキョ」という鳴き声を聞いて、 「赤ちゃんうぐいすが鳴いている。今練習中なのよ」 と、教えてくれたことがありました。 それ以来、「ケキョ」は赤ちゃんうぐいすの声なのだと、長いあいだ、信じていました。 しかし、この鳴き方は、「谷渡り」と呼ばれ、警戒の鳴き声とのこと。最近知りました。 赤ちゃんうぐいすの鳴き方練習と警戒とでは大違いです。 でもいまだに「ケキョ」を聞くと「赤ちゃんが練習している」と思ってしまいます。 後藤
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庭を楽しむ

わたしはもともと歩くのが速いほうだったのですが、ここのところ腰が重くなり、めっきり歩くのが遅くなっています。 散歩は以前から習慣でした。 最近は同じ散歩コースを、いつもの倍の時間をかけて歩いています。 すると、今まで気がつかなかったことが目に入るようになりました。 スミレ、チューリップ、芍薬、ツツジ、ハナミズキ。 それぞれの花にそれぞれの色。 世の中にはいろんな花の色があるものですね。 だけど緑色の花だけは、なかなか見当たらない。 花の色なんて気にしたことがなかったのですが。 一人、時間をかけてゆっくり歩くのもいいものですね。 よそ様の庭で楽しませていただいてます。 後藤
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怨みを捨ててこそ解くことを得

悶々と考えていたある日、近所のお寺の前を通ってはっとしました。  怨みは怨みによって  果たされず  怨みを捨ててこそ  怨みを解くことを得(う) と書いてありました。 墨書きの字の張り紙です。 いつもは見過ごしている風景の一部なのに、なぜかそのときは書いてあることが心に響いてきました。 恨みは自分でしか解決できないし、 心は自分で変えようとしなくては一生変わらない。 楽になるには、まず、自分が変わらなくてはなりませんね。 後藤
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カラスに襲われる

先日朝の散歩中、曲がり角の真ん中に立っていたスーツ姿の男性が後ろを振り向きながら、 「あそこにカラスが二羽いて危ないから気をつけて」 と声をかけてくれました。 「怖いですね。ありがとうございます」  お礼を言ってカラスを見上げました。  この二羽は、一週間前にここを通ったときも同じ電線に止まっていたのを思い出しました。  急ぎ足でカラスの真下を通り抜けようと思い、被っていた帽子を深めに抑えたそのとき、頭の上に押される感覚が。  カラスが私の頭に足を乗せていったのです。 「ヒャ」  思わず声を上げてしまいました。  今、雛が孵っているらしく、下を歩いている人を威嚇しているようです。 後藤