鴨下靖令

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聞くは一時の恥、知らずは大損

この1か月、大忙しでした。 発端は夫婦で加入の医療保険です。 十年毎の見直しの通知が届きました。 掛金が九月から大幅に上がるのです。 一般より安い掛金だったので、外資系生保を社会保険組合で加入していました。 夫婦で四十年の間なんども見直し、保障を追加していくうちに掛金はだんだんとアップ。 そして今回の見直しです。 夫の年齢が大台になるので、保障は変わらずに掛金だけが上がるのです。 『全部任せるから』といわれても、どこまでの保障が必要なんでしょうか? わからずに悩んでいたときに、都合良く駅前に『保険の○○』がオープンしたのを思い出しました。 恐る恐る中を伺うと、親切に対応してくれました。 後日に予約をとり、現在加入の保険証書を全部揃えて相談に出向きました。 適切なアドバイスを聞き、今後どの様な生活設計を希望するか?など、時間をかけてプランを考えてもらいました。 保険の内容から老後の資金や相続税にまで話が進みました。 無駄な保険の解約、新たな保険の手続き、税金対策と、頭の中は少々パニックですが、近い将来に訪れることの先手をが打てました。 今だから出...
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数珠珊瑚(じゅずさんご)

時間の空いた時や気持ちがスッキリしないときは、深川不動尊にお参りに出かけます。 螺貝、お経、太鼓の厳粛なお焚き上げの儀式に参加すると、身体じゅうの毒気が抜けて気分爽快になります。 身体の中まで響き渡る大太鼓の音に邪気を払って癒しの時間を頂いています。 そのお不動様の参道に老舗の和菓子屋さんがあります。店の中は2人も入るといっぱいになる感じで、上品な菓子が5〜6種類置いてあるだけです。 もちろん和菓子は美味しいのですが、私が気にいってるのが玄関前の大きな壺に植わった、数珠珊瑚の植木です。 手入れが良いのでしょう。数珠珊瑚でこんなに大きなものは初めて見ました。 数珠珊瑚は北米南部から南米が原産で、寒さに弱いらしいです。 我が家の数珠珊瑚は、3年前に10センチほどの苗を買って育てているものです。 今は緑の葉の中に白の花が咲き、艶やかな赤い小さな実が何とも可愛いらしく玄関を華やかに飾ってくれています。 6月から秋まで花と実を付けて、秋には葉も美しく紅葉します。 長い期間楽しませてくれます。 鴨下
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もったいないの気持ちで

毎年この季節に「水ナスの糠漬け」を届けてくださる方がいます。 サクッとした歯触りのあとにふんわりの水々しい甘さ、少しの塩味。果実のような感覚で大好きです。 ところが消費期限が短く、味や色がすぐに変わってしまうので、この時ばかりは贅沢に大皿に盛りご馳走になります。 糠床に包まれた水ナスは個別に袋に入っているのですが、おいしくいただいた後に残る糠床がもったいなくて、容器に移して「我が家の味」のぬか漬けを毎年作ります。 糠、昆布、唐辛子、干し椎茸の軸を足して、冷蔵庫の中で休ませています。毎日一回はお手入れのためにかき混ぜて、次の日用のキュウリ、人参、大根などを浅漬けにしてサラダ感覚で食べるのが我が家流。 なのに毎日続くと家族は誰も食べてくれない。特に夏は早く漬かるので、冷蔵庫の野菜ボックスにはぬか漬けが溜まってしまうのです。 糠床の手入れが疎かになる冬には処分を繰り返してきたのですが、外出も少ないこの夏は、浅漬けは健康のためにも嬉しい発酵食品だと、近所の方も喜んで食べてくださるので気合を入れて糠床を育てております。 鴨下
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マスクでおしゃれを

立夏を迎えて、青空が美しく、気持ちの良い季節です。 数日前より、太陽の輝きが初夏を思わせます。 海や山が恋しいけれど、今は「お家にいましょう😊」ですね。 思うように外出できない生活が続いている中で、駅前の大型スーパーでは、大人も子どもも感染防止のマスク姿で買い物しています。 白いマスクに、淡いピンク、ブルーなどのカラーマスクが混じり、最近では色とりどりのカラフルなマスクを付けた人々が見られるようになりました。手作りかしら。男性も縞模様やチェックと、とてもおしゃれでステキです! 時間がたっぷりあるので、わたしもマスク作りに挑戦してみました。 立体マスクの型紙が欲しいので、まず市販のマスクを購入し紙に型を写して試行錯誤。やっとできた一枚は、思った以上に上出来でした。 うれしくなり、つぎつぎチャレンジしたくなります。 裏と表、柄や色を考えながら楽しく作り、縫い上がる先から友人たちに送りました。 友人からは、 「えっ!作ったの?買ったのかと思った」と高評価が。 褒められて調子に乗り、ガーゼから手ぬぐいと生地を変えて、せっせと制作しました。 数枚を重ねるうちに要領...
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極小海老ちゃん

モミジの赤ちゃんの他に、もう一つ大切に育てているものがあります。 極小海老ちゃん! しらす干しほどの大きさの海老が、水槽の中を飛ぶように泳ぎ、岩陰に隠れたり。 飽きずに眺めています。 今、一匹が卵を産んだので、近いうちに数匹の赤ちゃんエビが見られるでしょう。 毎日水槽の前で立ち止まってしまいます。 極小エビの赤ちゃんエビですから、それはそれは小さいのです。 孵ったときはいつも、目が寄ってしまうくらいに集中して水中を探します。 浄化の水音の「チョロチョロ」小さい命の力強い動きに、毎日を癒されています。 鴨下
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赤ちゃん紅葉

外出自粛の生活が続いていますが、今大きな顔で外に出られるのは犬の散歩ぐらいです。 海外のある国では、犬の散歩であれば街中を歩くのが許されているということです。 ただし、一人と決まっているので、家族全員が散歩に出かけるために、犬が何度も散歩をしなくてはならず疲労困憊とか……。 私にはこの季節、犬の散歩にかこつけた秘めやかな楽しみがあります。 遊歩道の大きな紅葉の木の下に、種子から発芽した紅葉をみつけること。 それは二葉の間から赤っぽい「ぎざぎざ」の葉をつけた小さな芽なのです。 遊歩道に残しても、初夏になると雑草の刈り込みや植木の剪定で抜き取られてしまうので、こっそり、そーっと優しく抜いて紙に包んで持ち帰ります。 急いで種子蒔き用土に植え込んだことがありました。1年後までに根付くのは、二十本に一本ぐらいでした。 ベランダには今、三年、四年目になった紅葉が育っています。 冬の間に葉を落とした爪楊枝ほどの木は、春になると芽をつけるのです。 毎日愛でるように眺めています。 ほんとうに嬉しくなります。 この頃、また十五〜六本の小さな赤ちゃん紅葉を見つけました。 ...