峰彩花

お膳によだれ

 孫のお食い初めでした。  この孫、お膳が運ばれてきたら、前のめり姿勢でヨダレを垂らして、お膳をじーっとのぞき込むんですよ。  他人が出入りするとにこにこ笑顔を作るし、カメラを向けるとカメラ目線のお笑い孫です。  気に入らないときは口をへの字に曲げて、泣きべそ顔になります。  嬉しかったのは、わたしが抱っこすると笑って、アア~ウウ~と、良く喋ったこと。  わたしは北海道に行っても兄弟の子供や孫を抱いて構うから、抱き方やあやし方が上手なんだと自分でも思います。子供好きが伝わるのかもと思います。  車の中でも30分近く、アア~ウウ~、ア~イ~と一人でしゃべっているから、 「うるさいよ~黙りなさい、シャーラーップ」 とわたしが言ったら、手足をぱたぱたさせて、またまた笑ってまたまたしゃべります。  男の子なのに、よくしゃべる子です。 峰
峰彩花

古希の会

 故郷で開催の古希の会に出席しました。  ベビーブーム真っ盛りの世代です。50名のクラスがA~Fまで、6クラスもありました。このたびの会には50名の参加がありました。  男性はみんな太ってはいたけど、だいたい分かりました。様変わりしていたのは女性です。名前を言われなくてはピンとこなかったです。  当時太っていて細くなっていた人は一人だけ。ほとんどの人がふくよかになっていました。私も太り組です。「太ったね~」が挨拶でした。  何らかの薬を飲んでいる人が48名。薬もサプリも飲んでいない人はたったの2名。一人は男性でもう一人は私でした。  話題は病気・薬・年金・入れ歯・お墓・認知症です。しかし、みなさん芸達者で歌う、踊る、飲むで元気でした。  元歌手が2人もいました。  さすがにうまい!!声量もあるし、リズムがあり、安心して聞けて楽しみました。  私のリクエストで大泉逸郎の「孫」を歌ってもらいました。  泣けました〜。 峰
後藤こうれい

カラスに襲われる

先日朝の散歩中、曲がり角の真ん中に立っていたスーツ姿の男性が後ろを振り向きながら、 「あそこにカラスが二羽いて危ないから気をつけて」 と声をかけてくれました。 「怖いですね。ありがとうございます」  お礼を言ってカラスを見上げました。  この二羽は、一週間前にここを通ったときも同じ電線に止まっていたのを思い出しました。  急ぎ足でカラスの真下を通り抜けようと思い、被っていた帽子を深めに抑えたそのとき、頭の上に押される感覚が。  カラスが私の頭に足を乗せていったのです。 「ヒャ」  思わず声を上げてしまいました。  今、雛が孵っているらしく、下を歩いている人を威嚇しているようです。 後藤
峰彩花

雀がピイピイ

 玄関開けたら、雀がピイピイと鳴いていました  ピイピイが孫の泣き声と重なって聞こえ、思わずジィーッと見ていたら、飛んで行ってしまいました。  ポストから新聞を出して室内に戻ってしばらくたっても気になったので、そーっとドアを開けて木を見たら、雀は枝の陰でごそごそしていてまた鳴きました。  孫がミルクが足りなくて泣いている姿が再びよみがえり、お米を取りに戻りました。枝にご飯粒を少しつけて、木の下にもお米を置いてあげました。  数十分後、仕事に出るときに見たら、お米もご飯粒もありません。  雀が食べてくれたのだと思い、ニコニコ顔で門を出たが、道路の向こう側にカラスがいました。  「やだ~」と思いましたが、カラスも鳴くから、またまた孫が大泣きした顔が浮かんで「ま、いっかぁ~」と笑いがこみ上げてきました。  数年前、孫の歌が流行りましたが、今はあの歌の歌詞に「そうだそうだ」と拍手です。 峰
後藤こうれい

まさか

 スーパーの自転車置き場に置かれた自転車の前カゴに買い物袋が入っていました。そこへカラスが降りてきて、クチバシで袋の中から品物を取り出しはじめました。  かなりたくさんの品が袋に入っており、口は軽く結んであるので簡単には取れないのですが、それでも挑戦しています。  玉子パック、パンを下に落としました。  玉子はそのまま割れてしまいました。  パンをくわえて飛んでいきました。  きっと自転車の主は、まさかカラスだとは思わないでしょう。  バスの中から目撃した、スマホで動画でも撮っておけばよかった、と思うできごとでした。 後藤
鴨下靖令

芽根出〜る

 やっと冬物を片付け夏物を出しました。五月になったというのに寒暖の差があり、入れ替えをしようと思うと肌寒かったりで、半袖セーターと薄いダウンが同居状態でした。  部屋もすっきりしたら、外の植木も気になり、鉢が小さくなった植木や弱った花等を手入れしました。  わたしが行く美容室はいつも緑で飾られています。美容師さんがわたしと同じように植木好きなのです。 「メネデール」という植物活力素を教えてもらいました。弱った植物に効果があるそうです。  切り枝を薄めた液に入れておいたら、根が伸びてきました。挿し木として植えます。 「メネデール」は「芽・根・出る」でした。 鴨下